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一般社団法人日本トレーニングジム機構 理事長 熊谷真尚

一般社団法人日本トレーニングジム機構 理事長

認定NPO法人日本武道総合格闘技連盟 副理事長

トレーニングジムAxis 代表

総合格闘技空手道禅道会 師範

葉隠接骨院 院長

​熊谷真尚 ManaoKumagai 紹介

1999年~2002年 全日本リアルファイティング空手道選手権大会階級4連覇

2005年~2006年 全日本リアルファイティング空手道選手権大会2階級連覇

1999年 岐阜県中津川市にて道場スタート

2000年 岐阜県瑞浪市にて道場スタート

2001年 長野県飯田市にて道場スタート

2002年 トレーニングジムインストラクター開始

2003年 静岡県浜松市にて道場オープン

2007年 NPO法人日本武道総合格闘技連盟浜松事務所設立

2009年 トレーニングジムAxis長鶴オープン

2014年 空手道禅道会師範就任

2017年 トレーニングジムAxis有玉オープン

2018年 一般社団法人日本トレーニングジム機構設立

2018年 葉隠接骨院オープン

2018年 トレーニングジムAxis飯田オープン

2019年 トレーニングジムAxis平口オープン

2022年 トレーニングジムAxis竜洋オープン

2022年 トレーニングジムAxis中条オープン

2023年 ランニングジムRunFitオープン

熊谷真尚 Manao Kumagai

トレーニングジムAxis

このジムには、ランニングマシンもシャワーも・・・のんびりできるようなスペースすら作ってありません。

あるのは、厳選されたトレーニングに必要な器具のみ。

トレーニングする事だけを目的にし、どこよりも低価格で、どこよりも利便性を高くする。

そして自分たちで健康管理をしてもらう・・・というコンセプトで運営しています。

 

フィットネスブームによって、トレーニングジムは増えてきています。

そんなジムの多くは、シャワーはもちろん、テレビを見ながらランニング出来て、プロテインバー、あるいはプールやサウナまである豪華な作りの所が多いでしょう。

娯楽も含めた付加価値を付けて、高額会費と会員増員を狙っているビジネスモデルだからです。

ビジネスは経済を活性化させる上で大切ですし、オシャレなジムを好む人もいますので、トレーニングジムが増える事はうれしく思っています。

 

ただ、私たちが提供したいものは、そういった娯楽や付加価値ではありません。

少し長くなりますが、トレーニングジムAxisの掲げる理念を書かせていただきます。

■時代の流れと健康意識

昭和49年にはベビーブームがピークを迎えます。

出生数198万人。

しかし、その頃から有識者や政治家はわかっていました。

やがて来る少子高齢化社会問題。

現在の出征数はピークの半分以下。

すさまじい速度で少子化と高齢化が進み、財政が圧迫されています。

 

財政の圧迫の最たる理由は医療費です。

定年を迎える頃の65歳以上になると、受療率が極めて高くなります。

国民医療費のうち50%を使っているという現実を知っているでしょうか。

 

■保健と社会保障

日本の社会福祉、社会保障、および公衆衛生は、世界的にみても極めてレベルが高く、長寿大国と呼ばれるようになりました。

皆保険制度によって、すべての国民は高度な医療を気軽に受ける事が出来ます。

しかし、長寿が幸せなわけでは無くなってきています。

医療費は上昇し続け、これから30年間、ひたすらに増え続けます。

世界に誇る手厚い社会保険制度も、このままでは破たんをきたしてしまいそうです。

そこで国は高齢者の健康意識を高める為にネガティブキャンペーンを打ち出しました。

それが「メタボリックシンドローム」や「サルコペニア」という言葉です。

ただ、メタボという名称がかわいいためか、名前は知っていますが怖さは理解されておらず、トレーニングや運動習慣も全く足りていないのが現状です。

日本のフィットネス人口は全国民の3~6%程度と言われています。

 

■保健と教育

積みあがった問題は、少子化や高齢者の医療費だけではありません。

税金を納めている人たちも、自分が納めた税金よりも多くの額を自分で浪費してしまったら、国は破たんします。

 

例えば・・・

  • 煙草を1日に5箱吸うAさんは「煙草には税金払ってるんやから、好きにさせて~な」と考えていたとします。しかし、たばこは肺癌のリスクを20倍近く上げてしまう事は数々の研究で実証されています。呼吸器不全(COPD)などのリスクも含めれば、病気になる可能性が飛躍的に増える事は言うまでもありません。このAさんがCOPDになった場合、長い間疾病と戦っていかなければなりません。肺は一生治らない病気が多く、長期間にわたって国は医療費を払い続けます。それはAさんの支払った税金をはるかに超え、他者の収めた税金を使い続ける事になるでしょう。

  • 飽食の時代、Bさんは自分の稼いだ金だからという理由で好きなモノを食べ続け、糖尿病になったとします(2型)医師に生活改善を勧められ、本人は頑張っているつもりの食事制限も、ぜんぜん頑張れていない。そのまま腎不全となり、腎移植を待つまで人工透析になった場合。その医療費は、1カ月に30~50万、ほぼ全額が国の負担となるのです。腎臓移植手術は、国内では何年間も待たなければなりません。その間にかかる数千万円が税金から一人に使われる事となります。

 

個人主義や自由主義ともいわれる現代ですが、自分が稼いだ金だから、自分の身体だから、何をやっても良いわけではありません。社会保障とは、元来、自己責任ではない疾病や事故に遭われてしまった方、先天性の方などに、手厚く使われるべきではないでしょうか。

 

上記した例は極端な方の話ですが、誰もが健康のまま、人生を全うできるほうが良いと思います。

 

■生活習慣病 

日本の医療現場で、通院率が高い「高血圧からくる循環器系疾患」そして、糖尿病。

それらは「不摂生や運動不足」からくる疾患、いわゆる「生活習慣病」と呼ぶようにした国のネガティブキャンペーンは多くの方が認識していると思います。

ただ、この疾病は痛みも無く、自覚症状も乏しい病気という部分が、問題を大きくしています。

高血圧は脳卒中や心筋梗塞などの直接的な原因となり、突然死もしくは「重度の後遺症を残す」というリスクを背負う事になります。

また、糖尿病は進行すれば、臓器不全を発症し人工透析になったり、発がん率が数倍から数十倍に跳ね上がってしまいます。

発症を防ぐことも遅らせる事も、悪化させない事もできる疾病なのですが、無痛で自覚症状の無い疾病+健康教育の不足によって、遅れている現状があります。

 

■長寿大国

日本の長寿を支えるのは、かつて国が打ち出した政策「早期発見早期治療」という合言葉と概念です。

定期健診なども積極的に進める事で長生きできるようになりました。

この概念の事を医学的に「二次予防」と言います。

高齢者に手厚くできた昭和の時代にはとても良い政策でした。

現代は、二次予防では少し遅いため「健康増進」という概念の「一次予防」こそ必要になってきています。

ただし、まだ何も起きていない事に対して、気を使い努力する・・・高齢になってから新しい概念や価値観にシフトし、継続できる方はそう多くはありません。

 

■本当に必要なモノは

病気になった人が医療を受けて完治すれば、患者は「ありがたい」と思うでしょう。

医者や病院は頼るべき場所であることに違いはありません。

ただ、病院が多い社会が「良い社会なのか」を考える必要があるのではないかと思っています。

そのためには、やはり治療の概念となる二次予防から、一歩先へと意識を変えていく必要があります。

出来るだけ若いうちから、その意識が大切だと考えています。

 

一次予防において大切な事が3つ+αあります。

  • よりよい食事

  • 良質な睡眠

  • 最適な運動

そしてストレスレス

喫煙飲酒を控える。

 

誰もがわかる、簡単なモノばかりですが、どのように改善していっていいのかは中々難しい部分です。

食事に気を付けようにも、極端なダイエットメニューによって体調を崩してしまったら本末転倒です。

必要な栄養を確保しつつ、量を減らすという事は、知識もお金もかかり、思っているよりも大変な事なのです。

農薬や環境ホルモンの影響を受けていない野菜などを手に入れようとすれば、とても高額になってしまいます。

最近ではパーソナルトレーニングで食事管理をしてくれるジムもありますが、利用料が高額となり、誰もが取り組める状態ではありません。

続いて、睡眠の向上やストレスレスなどは「仕事」に大きく影響されてしまうでしょう。

本人が気を付けたくても、仕事によっては改善が難しいと、多くの人が思っている部分です。

そもそもこの社会で生きていくのに、ストレスがかからない事は無いのかもしれません。

そのストレスを緩和させるためにタバコやお酒を嗜んでいる方が辞めるとなると、ストレスがかかりそうです。

 

このように考えてみると、一次予防に最も効果的で、誰でも取り組める可能性があるのが「トレーニングや運動習慣」という事ではないでしょうか。

 

■トレーニング習慣を身に付けるために

多くの方が健康に気を付け、トレーニング習慣を身に付ければ、医療費上位を占める生活習慣病を半分に減らせる可能性があり、社会保障費は圧倒的に節約できるようになります。

そのためには、多くの方が取り組みやすいトレーニング、運動環境を整える必要があります。

微力ながら、健康寿命を延ばす為に「誰もが取り組める一次予防の促進」が大切であると確信し、2009年にトレーニングジムAxisを開設しました。

 

そこから数年後、フィットネスブームになり、トレーニングジムがどんどん増えてきています。

とても良い事だと思っています。

しかし・・・スマホ代、ガソリン代、飲み会の費用まで、現代人は出費も多く、さらに上乗せして毎月6,000円~10,000円もの利用料のかかるジムでは、ハードルが高いと考えました。

私たちの目的はあくまでも、誰もが取り組める一次予防の促進です。

そこで、2018年には、非営利法人を立ち上げ、他ジムとは違う路線を選んで運営をしてきました。

 

■トレーニングジムAxisの理念

「自分で考え、自分に向いたトレーニング方法を見つけてもらう」事を当ジムでは推奨しています。

​​
インターネットやYouTubeなどを見れば、トレーニング法も、理論もたくさん紹介されていますので、まずは自分で調べられる方を対象に会員さんを募集しています。
その中で、運動器は人それぞれ微細に違う性質の為、全て情報通りの方法が向いているわけでは無い事に気が付いていってもらいたいと思っています。
栄養についても「この食べ物が健康に良い」というキャッチコピーを見かけますが、腸内細菌叢の比率は個人によって違うため、自身に合っているのかどうかは、個々に試しながら自分で見つけていくしか無いのです。
​トレーニングも少しづつやり方を変化させながら、知識を積み上げていく事が大切だと思っております。

一見するとパーソナルトレーナーに教わるよりも、遠回りに感じるかもしれません。
しかし、高額で長く続ける事が負担になりますし、他人に任せきりにするので、身体の事を理解したり、知識を高める事が難しくなってしまいます。
もっと言えば、そのパーソナルトレーナーの言う事が「本当に自分に合っているかどうか」は、その時の数ヵ月ではわからないのです。

トレーナーが無理をさせすぎて、怪我をする問題が増えてきているのは、見えやすい結果を短期間に出す事ばかりを行っているからだと言わざるを得ません。
トレーナーといわれる方の多くは、コミュニケーションスキルは学んでいますが、医学的な勉強をしたわけでも国家資格を保有しているわけでもないため、注意が必要です。
もちろん、勤勉で優れたトレーナーの方も一部にはいらっしゃいますので、そういう方をしっかり探して身体の事を学び、覚える事は良いと思います。

その後、自分の身体に興味を持ち、自分自身でメンテナンスをできる事が理想的です。

当ジムでは、あくまでも、運動学的観点・生理学的観点・解剖学的観点から「健康」をベースとしたアドバイスをするだけにとどめております。

「自分の事は、決して他人任せにせず、自身で経験し理解していく・・・」というトレーニングこそ、長期間にわたって身体を向上させる事ができるものと思っております。

歯を自分で磨くように。
​身体を自分で洗うように。
自分の身体と一生を共にするのは、トレーナーではなく、あなたです。
自分の身体の事、自分で学んでいきましょう!

知識と経験、そして健康は人生最大の資産です。

浜松市・磐田市で24時間2500円のトレーニングジムAxis
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